2013年09月23日

ライフネット生命に陰り

ネット系生保として華々しく起業したライフネット生命が岐路に立たされています。

新規契約件数が前年度から下回り、ネット中心の政策から転換を迫られているようなのです。


ライフネット生命やアクサダイレクト生命などネット生保の業績が伸びや悩んでいます。

昨年までは右肩上がりで契約件数を伸ばしていたのが、ここに来て伸びが鈍化しています。

ライフネット生命は、来店型保険ショップでの提携販売や通販代理店を活用したビジネスモデル、スマートフォンでの対応充実など、株式上場した結果、株主の圧力その他に応えるために矢継ぎ早に新しい取り組みを開始しているようです。

事業開始当初は「ネットで生命保険は売れる!」と豪語していましたが、売れてはいるものの、やや限界点に達した感がありますね。

そもそも、生命保険は自動車保険とは違い、契約期間が長期にわたるため、毎年見直しというわけにはいきません。何と言って家の次に高い買い物です。そんなに簡単にネットで契約が取れるわけがありません。恐らく、現状は、通販で加入する一定の顧客を取り終えて、その後他の顧客開拓が進んでいないのでしょう。

さらに、保険料でもライフネット生命よりも安い保険会社は出てきています。楽天生命などの保険料の安さは驚くほどです。商品的にも4商品と少なく、顧客ニーズに答え切れているとは思えません。

次の一手として、私が予想するに、特定のマーケットや特定の顧客層を狙ったニッチ戦略をとってくるのではないでしょうか。たとえば、妊婦に対する保険の販売に力を入れていますが、特定の疾病や病気を対象に入れる保険売るとか。糖尿病保険はエクセルエイド等が販売していますが、「高血圧保険」とか「不眠症保険」とか「うつ病保険」とか「心臓病保険」とか・・・。

高齢化社会の進展で、体を患っている人は今後間違いなく増えそうです。そうしたときに、持病・既往症を持つ人をターゲットとし、さらにそれを細分化した保険を打っていこうと考えるのは考えられそうです。

ある程度リスクをとっていかないと株主の要求には応えられません。果たしてライフネット生命が次の1手をどう打つのか注目が集まります。
posted by RYO at 12:23 | Comment(0) | 保険業界ニュース・動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。