2013年02月27日

就職希望企業調査2013

今日の日経新聞第2部を見て、正直驚きました。

就職希望希望の上位3位までがすべて保険会社だったからですがく〜(落胆した顔)



日経新聞社では、毎年大学生を対象に就職希望企業ランキングを実施していますが、2013年の結果を見て、目を丸くしました。

1位  日本生命

2位  東京海上日動

3位  第一生命

4位  三菱東京UFJ銀行

5位  三井住友海上

このように上位5位までに4社も保険会社がランクインしていたのです!

これはなぜでしょうか? その理由を見ていくと、日本生命は「規模が大きい」(58%)、「一流である」(53%)、安定している(48.5%)。
東京海上は「一流である」(69%)、「規模が大きい」(67%)、「社会に貢献している」(59%)。
第一生命は「社風が良い」(77.7%)、「社会に貢献している」(63%)、「規模が大きい」
(56.5%)。

以上になっています。保険会社が人気企業になっていることは、保険ブログの運営者のRYOとしては嬉しい限りなのですが、少し過剰人気なのでは?と思わざるを得ませんふらふら

だってその理由が「一流である」とか「規模が大きい」とか別に保険会社でなくても当てはまる理由が上位に来ているからです。規模が大きい会社などたくさんあります。それこそ世界に冠たるトヨタやJTB、NTTなどたくさんあるでしょう。しかし、なぜ保険会社だけがそのように評価されるのか?少し疑問に思います。
本当に保険会社の仕事内容や社会的な役割などを評価しているのなら分かります。ですが、どうもテレビCMでのイメージや東日本大震災での活動を知って、「何となく安定している」という印象で選択してるような気がしてなりません。

繰り返しますが、保険会社の社会貢献的な側面は否定しません。ですが、過去には顧客を最大限軽視した「保険金の不払い問題」を起こしたのも事実です。わずか5〜6年前のことです。
喉もと過ぎれば熱さ忘れるではありませんが、当時保険会社のイメージはかなり悪くなりました。
保険金の不払い問題はほぼ解決されていますが、こうした事態を招いた役員や社員はまだ会社に残っています。
本当に反省し、顧客視点の経営に転換できるかはこれからが勝負です。

そんな中で、将来を担う学生さんの人気だけが先行している気がしてとても不安に思うのです。

もちろん、日本全国から超優秀な学生さんたちが、保険会社の門戸を叩こうとしているのは大変素晴らしいことだと思います。

優秀な彼ら彼女たちだからこそ、顧客のことを第一に考えるという、サービス業本来のあり方を忘れないでもらいたいのです。

今回、上位に来た2企業は、どちらも生損保でNO.1の規模を誇る会社です。いわば日本のエリート集団です。ですが、そのエリート意識が裏を返せば「鼻持ちならない奴ら」「プライドが高い」などと揶揄されることも少なくありません。実際、そういう人間を私は何人も知っています。

むしろ、社風で言えば、この評価にあるように第3位の第一生命や第5位の三井住友海上の方が、2番手グループに位置するだけにアグレッシブで「社風が良い」という評価をする人が多いようです。

しかし、なぜこの不況下で金融が全10社を占めているのでしょうか? 不況だからこそ、お金を扱う企業の人気が高まっているのでしょうか。むしろ僕の考えは逆です。お金お金と皆が騒ぐからこそ、心や形にない物を大切にする気持ちが大事なのではないでしょうか。
金融業界を志す人たちには、ぜひ、過去の過ちを繰り返さないように、まっすぐと歩んで行ってもらいたいと思うのです。

posted by RYO at 10:31 | Comment(0) | 保険業界ニュース・動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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